女神の玩具

あたしの得意科目

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「ヒロ君はさあ、オナニーをどれくらいしているの?」

由麻の出しぬけの質問に、僕はシャープペンをノートに落としてしまった。

「してるんでしょ。みんなに隠れて、こっそり」

「答えられるわけないだろう」

期末試験の勉強を教えに、部屋まで来てほしい。そう連絡してきたのは由麻の方だった。

由麻とふたりきりになるのだから、期待していないわけではなかったが、さすがに唐突だろう。

「もったいぶらないで、教えてよ。勉強ばっかりしてたら、インポになっちゃうわよ」

きわどい言葉を、平気で言い放つと、由麻はベッドへと身を投げた。

山盛りのまくらとぬいぐるみがふわりと浮きあがり、清潔な芳香が広がった。

「もう30分も勉強しちゃったからさ、そろそろ息抜きの時間といこうよ」

ミニのプリーツスカートから、すんなりした足を伸ばして、由麻は僕を引き寄せた。

不意打ちにあわてる僕に、由麻は諭すような声を出した。

「じっとしててね。勉強のお礼に、あたしの得意科目も教えてあげるからさ」

僕の股間めがけて、彼女はそろりと足先で撫で回した。

「あっ」

肩に置かれた由麻のふとももを、思わず握りしめていた。

「感じていいよ。ヒロくんが喜ぶ姿がみたいの」

ズボンをまさぐられて、堪らなく恥ずかしいのに、肉体は素直に反応してしまう。

送りこまれる由麻の刺激は甘やかで、僕から抵抗を奪おうとする。

「脱いで。もっと気持ち良くしてあげるから」

「そろそろ勉強に戻ろうよ」

「あそこをびんびんにしてるくせに。素直になりなよ」

由麻は威嚇するように、僕の肉柱をきつく踏みつけた。

「わ、わかったよ」

男の大事な部分を潰されたら、勉強どころではなくなってしまう。

ためらいながら、シャツに手をかけた。

思いきって裸体を晒すと、全身にぞくぞくと鳥肌が立った。

「乳首、ちっちゃくてかわいいね」

マニュキュアの輝く爪が、すかさず僕の乳首を抓りあげた。

「ああっ」

痛みに悲鳴をあげても、手加減することなく、ますます力を強めてきた。

由麻は手足を巧みに操り、僕の性感帯を次々に攻略していった。

「裏筋、タマタマ、亀頭・・・どこが一番気持ちいいのかな」

「あっ、あっ」

意地悪な責めに、僕は喘ぎを洩らしながら、あっというまに限界まで追いつめられてしまった。

「いく、いっちゃうよ」

「早くピュッピュッして、お勉強に戻ろうね」

僕の腰が激しく痙攣し、張りつめた肉棒から、精子が勢いよく噴きあげる。

快感の電流が、全身を駆けていった。

「うふふ、優秀なカラダね」

由麻はティッシュを摘んで、うれしそうに床掃除をした。

「これからはオナニーしたくなったら、あたしに言ってね。エッチなことはあたしが、勉強はヒロくんが教えるのよ」

僕はぼうっとしながら、首を縦に振った。

<了>